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漢方薬の効果を実感

昨年末から新潟市もまとまった降雪があったり、10年に一度という最強寒波を経験したりで、春が待ち遠しい今日この頃です。
2006年から当院に勤務しておりますが、当時の私は極度の冷え性で、タートルネックにタイツ、腹巻き、靴下の重ね履き、カイロが必需品でした。
その後、体質改善の漢方薬を処方して頂き、冬でも比較的薄着で過ごせるようになっていました。

しかし今年の冬の寒さは身に応え、しもやけに加え指のレイノー現象(寒冷刺激などで指趾などに生じる血流障害)まで頻回にみられ、年明けから、冷えに効果のある漢方薬(桂枝茯苓丸:けいしぶくりょうがん)を服用しています。

手指のレイノー現象(薬指)

漢方薬を煎じる

久し振りの漢方薬生活。こんな感じで煎じます。(詳しくは、→漢方薬の煎じ方・飲み方・保存方法)

スタート
とろ火でコトコト、30分経過
60分煎じて完成

毎日1時間煎じる手間はかかりますが、漢方薬のお陰で、風邪もひかず元気に過ごせています。
冷え対策で処方して頂いた漢方薬ですが、他にもいい効果が!!
更年期にさしかかり、やたらとイライラして、憂鬱な気分になりやすかった私ですが、気がつけば落ち着いているんです。

桂枝茯苓丸は、これまで大勢の患者様に処方し、その効果・効能は百も承知のつもりでしたが、今回自分が服用して、あらためて漢方薬の効果を実感しました。
患者様が日々元気に過ごせるよう、これからも心をこめて漢方薬を処方していきたいと思います。

宮下

2023年3月1日

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